文豪たちの観察日記 十冊目【文スト】

夢主がブラコンで兄にベタベタしていた日。*KOBAKO様リク* ページ38

文豪とは恋人です。『』は夢主の台詞です。夢主の兄はクールなイケメンです。



中島敦
『お兄ちゃんって本当にカッコいい。でも、寝顔は可愛いもんね?』
「ね、寝顔…?まさか、一緒に寝てるんですか!?…僕は無いのに…。」
兄が貴女にそういうことは他人の前で言うなよ。と溜め息をついて言うと、
彼は否定しないんですね。と嫉妬したような表情になります。



太宰治
『あら、御兄様…?もしかして痩せたの…?もう、直ぐ分かるのよ?』
「何で直ぐ分かるの!?もしかして毎日そうやって服をまさぐってるの!?」
貴女が此れは御兄様へのいつもの挨拶よ。と真顔で返事をすると、
彼は悔しいのか自分は逆に貴女の服をまさぐろうとします。兄に殴られますが。



江戸川乱歩
『ついウトウトして仕事中に寝ちゃう御兄様も素敵…！写真撮ろう…。』
「君さあ、そこはお兄さん起こしてあげてよ。ほら、起きて。妹が暴走する！」
彼の方が貴女の兄を起こしています。お兄さんはぐっすりですが。
貴女が可愛すぎて死にそう…。と言い写真の兄専用フォルダを見ていると彼は溜め息。



芥川龍之介
『兄上が…敵の頭を靴で踏みにじっている…!?私だってされたい…！』
「おい。お前の兄上が敬愛なる人物であることは分かるが、発言を慎め…。」
貴女が彼の台詞などお構いなしに兄に駆け寄り踏んでくださいとお願いするのを見て
彼は深いため息が出ています。大丈夫。きっと、いつか、兄離れしますよ！



中原中也
『御兄様の写真にスマホの容量が追い付かないなんて…。一個増やそうかな。』
「いや、絶対写真の方を消すべきだと俺は思うけどな。見ろよ手前の兄貴の顔。」
兄がそんなに盗撮したのかよお前…。とドン引きしていると彼までジト目。
焦った貴女が必死に弁解しようとしても二人の目は冷たい。…許して！



ドストエフスキー
『兄上は如何して私より彼女を構うんでしょう。妹がこんなにも愛しているのに。』
「貴女の兄は貴女も恋人も大切にしていますよ。口を開けば貴女の話ですし。」
彼によく兄の話をしていることを聞いても不服そうに拗ねる貴女。
すると、彼は貴女の頭を撫でてぼくじゃ駄目ですか?とキスしてきます。…狡い。



条野採菊
『お兄ちゃん大好き過ぎて辛い。いやもうなんか尊いの。本当にかっこいいし。』
「其れは其れは。兄妹の仲が良くてよ何よりです。…でも、私は貴女の何ですか?」
貴女が恥ずかしがって分かってるんでしょ。其れくらい。と俯くと、
彼は何のことですか?と惚けてきます。…彼氏って言うしかないです。

師匠である夢主が他の文豪の彼女だった日。*泉桃花クラスタ様リク*→←文豪と口喧嘩した夢主が文豪に嫌いだと言った日。

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