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After three years flower ページ22
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零はまだかな〜
確か、今日のはずなんだけどね。
3年前の私に言いたい。
素直になりなさいって…
そしたら、もっと早くに幸せは訪れたのかもしれないのにね。
零、元気かな…
今年で32歳か…
赤井とは和解したのかな…
2人には永遠のライバルでいてほしいけどね。
半年ぐらい前に来た時、零、幸せそうだった。
どうやら、仕事がうまくいっているみたい。
なーんだ、私がいなくても大丈夫なくせに。
辛いことがあったら、すぐ来るんだから。
公安なんだから、もっと強くなってほしいのに…
頼られて、喜んでいる自分がいる。
今の私は零に何もしてあげられない。
ただ、見守っているだけ。
…これを今、読んでいる皆さん。
もう少しだけ、私の昔話が続きますが、飽きずに聞いてください。
零が来るまで、話していようと思います。
昔話は、嫌いじゃないんです。
零、ずっと大好きだよ。
青空の下、愛おしそうに、墓石を撫でていた。
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作者名:紅月 | 作成日時:2018年3月6日 18時