【文スト】目、覚めたら横浜だった 2 (ページ47)

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どう反応すれば良いか判らなかった… ページ47

『中也さん…織田作さん……ちょいっとこの年寄りめの話を聞いとくれんかね』←

「お前俺等より年下だろうが」

うん、そうだね。

冷静な突っ込み有難う御座います。←

「?如何した別に良いが」

『あれは……忘れもしないつい先刻(さっき)の事じゃった…。』

「つい先刻なのかよ、そりゃ忘れもしねェわな」

HAHAHAHAHA☆

『便秘ですか中也さん』←

「死ね。」←

～回想～

そう、本当につい先刻の事、私はこの部屋に向かう為何時も通り
ヘッタクソな歌を歌いながら廊下を歩いてた←

すると、

「____________。」

何か声が聞こえてきた。小さすぎて何を云ってるかは判らない。が

何か聞き覚えのある○野ﾎﾞｲｽだった為、扉を良く見てみると扉がほんの少し開いていた。

一応あの人も幹部だし、漏れたら駄目な事だったらアカンと思い
ドアノブに手を掛けようとした。

「違う。そうじゃない。」

「……済みません」

同時に太宰さんの冷たい声と僕君の謝罪の声が聞こえてきた。
また、訓練?と疑問に思いながらドアノブに手を掛ける。

「良いかい。もう一度云うよ。

先ず、手を横向きで口許に当てる。」

「はい。」

「そして親指は此方だ」

「はい。」

「其の侭名前を云うんだ。」

「僕の名は芥川。」

「次からはこう言う風にして云い給え」

「はい。」

『( ºД)º』←

～回想終了～

『……って』

「詰まり……あれか?

太宰が芥川の自己紹介の仕方を決めてた…と?」

『oh yes!』

だって…だって……太宰さんに自己紹介の仕方を決めて貰ってた芥川君
若干嬉しそうにしてたんだよ…!!

何か……

『虚しくなるじゃ無いですか……』

「もう既に俺は虚しい気持ちで一杯だ。」

「そこまで幹部が決めるのか…幹部は大変なんだな」

『あってるようなあってないような…』