【文スト】目、覚めたら横浜だった 2 (ページ4)

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綺麗な桜の下にはページ4

「A、A。」

隣に座る織田作さんに肩を叩かれ振り返る。

『ん?如何かしました～?』

「彼処にある桜、此処にある桜の中で一番綺麗じゃないか?」

織田作さんが指を差す方向には、
他の桜は、五分咲きといった中、満開となっている一本の桜の木

『あ、本当ですね。』

「そういや……」

ブルーシートの隅で体育座りをし、くっら～い雰囲気を醸し出している僕君を←
懸命に慰めている中也さんが言葉を続ける

「善く云うよな。」

「何がです?」

おぉっと安吾さんが食い付いたぁぁー!!←

「"綺麗な桜の木の下には死体が埋まってる"……ってよ。」

「嗚呼、確かにそうじゃのう。」

１つ思ったんだ。

「本当なのか?あれ?」

花見の席で何を話してんだ此奴……←

「Aちゃん……この莫迦な蛞蝓に説明どうぞ」

『えぇ……拒否権は…?』

恐る恐る聞けば、黒太宰さんはニコリと笑い

「か・ん・ぶ・め・い・れ・い・♪」←

『ずっっるっ!!この人狡い!!』

上下関係がきっちりとしているポートマフィア。
其の為に幹部命令若しくは首領命令は絶対である。
楯突いたりした場合、問答無用で首が飛ぶ。(物理的に)

命令コワイ命令コワイ命令コワイ命令コワイ(((ry

『後から文句は云わないで下さいよ……。

まぁ、先ず其の可能性ははっきり云って否定できません。

骨に含まれる成分……確かカルシウムだったと思うんですけど、
カルシウムが雨などで土の中に流れ出し、それを植物が取り込むと
周りの植物より綺麗な花が咲くとかなんとか……と云う話を聞いた事があります。

因みに外国の墓地の周りに咲く薔薇の花は
とても綺麗に咲くとか云う話もあるそうです。』

「「「( ´∂ω∂`)……。」」」←

『何ですか其の顔……』

「「「厭、思ったよりAが頭善くて……

何か腹立つ」」」←

『理不尽過ぎて泣きそう。』←