片想われと片想い【Fischer's:モトキ】

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「…………ん…？」



目を開けると、白い天井。ちょっと鼻をつくアルコールの匂い。



モトキ「よかった、Aちゃん、目が覚めたんだね…」



「モトキ先輩…？私……」



シルク「お前がボケーッとしてるから飛んできたボールにも気づかないんだよ」



そう、頭を襲った衝撃は、後ろのコートのボール。


危ない！って誰かが叫んだらしいけど、私はそんなの聞こえていなかった。



モトキ「まぁ、大事に至らなくてよかったよ…具合悪いとかないかな？」



「はい、大丈夫です…ごめんなさい」



シルク「どーせどっかの誰かさんに見とれてたんだろ？？？？」



「なっ！？」



まぁ、確かにモトキ先輩に見とれてはいたけど！！


モトキ先輩にバレたらどーすんのよ！


シルク「そーんなに俺がかっこよかったか〜照れんな〜」



「いや、別にあんたじゃない！！！」



なんだ、心配して損した。



モトキ「あはは、やっぱりAちゃんはシルクに厳しいね笑」



「ずっと幼馴染で近くにいたのに今更見とれたりなんかしないです！」


モトキ「そっかそっか、そう言えばそうだもんね。俺はどう？かっこよかった？？」



え、それ聞いちゃいますか…？？？



「もちろんです…！」


ちょっと声がすぼんじゃったけどちゃんと言えたしいいか。


後ろでくすくす笑ってるシルクは後でお仕置きします。

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ラッキーアイテム

シルクのパソコン

ラッキーパーソン

ザカオ

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