小瀧取り扱い説明書。

Story＿05. ページ5

.







「行ってる、?」



望「ぇ、行ってるけど。」




「どこの学校行ってる？」




望「ぇ、?大阪やけど。」






「え？」







大阪……?





望「なにっ?えっ、怖っ！((」




「こっから大阪の学校行くのっ!?」






望「そうやけど。」





当たり前のような顔をする小瀧くん。





望「どうしたの？」



「交通費、凄くない？」



望「え、あ、まぁ…」





そうだよね、だってここ東京だよ？




東京から新大阪まで時間かかるし、

金かかるし、…






なんか、


申し訳ないな………




私が飼ってたら、迷惑かけちゃうじゃん。






望「…顔に出てるで。」



「え？」


なにが？




望「…優しいね、」



「……どうしたの、急に、」




望「いやぁ……俺がここの家にくる前の人は、


　 めっちゃ自己中でわがままでさ、


　 『もっとそばにいてよぉ〜』

　 『高校であたし以外の女と話しちゃだめだよっ』

　
　 とか、束縛が強くて…
　 夜のときは全然可愛くねーし、無駄に声出すし。
　 小瀧の小瀧が全然たたてねぇし((

　 ちょー最悪だよ。
　 正直、ここに家来るのいやだった

　 『次どんないやな女なんかなぁ』って。

　 でも、あなたは俺が今まで出会った人で
　 一番良い人！！！」





望「………はっ、


　 裏のコタッキーが出ちまったぜっ……」




テヘッと舌を出して『やっちまったなぁ』と言ってる小瀧君。

正直言ってる意味が全然わからなかったけど、


話してるときの小瀧くんの顔は本当に『最悪』って感じだった。



…………てか、


小瀧の小瀧って……、





アウトでしょ。






望「あ、そういえば僕飼い主さんの名前知らない。」



「あ、」



そういえばいってなかったな。




「名前は椎名Aです。」



望「へぇ〜、じゃあAちゃんって呼ぶねっ！」





改めて宜しく！と手をにぎにぎしてくる((にぎにぎってなんかヤダw





「よろしくお願いします。」





これから楽しい生活が始まりそうだな。






*




((下ネタ入れて&話がｺﾞﾁｬｺﾞﾁｬになってしまいすみませんorz、))

Story＿06.→←Story＿04.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す