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海デートのテンプレ ページ23

何、この人達・・・




男の人達の視線は、私を真っ直ぐ捕らえていて、他の誰でもない

その人達は瞳の奥に見える狂気は、かなり怖かった




慌てて周りを見回してみたけれど、KZの皆は少し離れた所で注文中

さらに辺りには私以外に人が全くいなかった



そうこうしている間にも、男の子人達は私に近づいてきていた



それで思わず、後退りをしてしまったんだ



すると、2人組の1人が怪訝そうに眉を上げた

そして、突然走り出したんだ

続いて、もう1人の人も慌てて走り出す




そこで私も走って逃げていたけど、裸足でいたから、砂に足を取られてどうしても遅くなってしまう

そうしている間にも、男の人達はどんどん近づいてくる

何でこの人達、追いかけて来るの!?



必死に走って、遂には人気のないところまで来てしまったけど・・・






パシッ

「捕まえたっ!」



と腕を掴まれてしまった

もう、逃げようもないので、とりあえず聞いてみたんだ


「あの、なぜ私を追いかけたんですか」



すると、男の人達は顔を見合わせた

私何か変なこと言った・・・?



少し不安になっていると、片方の男の人が答えた

しかも、またあの狂気的な笑みを浮かべて



「そりゃ君が可愛いからっしょ。俺らと一緒に来れば楽しいこと出来るぞ〜」



は?

私は思わず固まった

私別に可愛くもないし、て言うか楽しいことって一体何!?



「もし、一緒に来ないなら・・・」



そう言いながら、男の人はポケットから何やら光るものを取り出した

その姿が見えたとき、私は恐怖でその場に倒れそうになってしまった


「このナイフでブスッと行くからね〜」




そう言った男の人達は楽しそうに笑っていた

どうしよう、この人達まともじゃない・・・!

私がどうすればいいか考えていると、男の人が痺れを切らしたように舌打ちをした


「俺らと一緒に来ねーの?



だったら・・・」



まだ何も言っていない私にナイフを振り上げた

まずい、このままだと・・・!


恐怖で私の足はガクガクと震えていて、人を呼ぶ為の声も出せそうにない

私はこれから来るであろう痛みに備えて目を瞑った



すると、


「おい!立花っ!」


私の名前を呼ばれた

しかも、あの聞き覚えのある声で


思わず顔をあげると、目の前には私より逞しくて背の高い上杉君の姿



しかも、私を男の人達から守るように立ってくれている

それだけで、安心したんだ


それで緊張から解き放たれて、気絶してしまった

HEROと決意→←お洒落な客人



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彩快(プロフ) - 続編出しました! ぜひ見てください! (2020年2月25日 21時) (レス) id: 05e0908cfe (このIDを非表示/違反報告)
彩快(プロフ) - 桃菜さん» ありがとうございます! 紺青の拳とか書けるか不安でしかないけど・・・ 少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです! (2020年2月5日 17時) (レス) id: 2b3d14f3b4 (このIDを非表示/違反報告)
桃菜 - 続編マジですか?楽しみすぎますッ!! (2020年2月3日 19時) (レス) id: 1a2242fc2c (このIDを非表示/違反報告)
彩快(プロフ) - 瀬天心葉さん» ありがと! がんばるー! (2020年2月2日 17時) (レス) id: 2b3d14f3b4 (このIDを非表示/違反報告)
瀬天心葉(プロフ) - 彩快さん» おお!覚えててくれた(・・;)月とか星とかいいよね♪まじで楽しみにしてる!!(=゚ω゚=)がんばれー!! (2020年2月2日 17時) (レス) id: 7f9bbdec25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩快 | 作成日時:2019年10月9日 7時

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