伍 ページ5
「頂きます」
一旦全員私服に着替え、また舞い戻り、今
「末広、其の砂糖は何処から持ってきた」
「何時も、外食するときは持ってくるんですよ。何せ、白米に砂糖は合いますから」
てるちゃんがはぁっと溜息をつく
「��子君の其れは何だ、美味そうだな、どれ一口」
隊長が一口勝手につまんで食べる
てるちゃんはもう、此の上無い法悦な顔で隊長の顔を凝視している。
「おや、Aさんは紅茶とケエキがお昼ですか。少食ですね」
「末広さんだって、白米と鮭だ何て、朝御飯みたいですよ」
末広さんは、そうですかね？と言い乍ら笑う。
「さて、腹ごしらえもした所で、久々に散歩でもするか！！」
「はぁい！此の��子！何処迄も隊長について行きますぅ！」
音速並みにてるちゃんが勘定を済ませると、隊長にぴったり寄り添って公園内を散歩する。
「森林浴。うむ、良いではないか」
「木漏れ日が暖かいですね〜。こう見たら世の中は平和です」
青々とした空、暖かい木漏れ日、小鳥の囀り。
そしてぴったりくっついている(一方が)てるちゃんと隊長
こう見たら軍警何て言う恐々しい人達には見えないなぁ、なんて
「私たちも、ああいう風に、くっつきますか」
「くっつ・・・？」
「隊長と、副長の様に。こうやって―――――――――――――――」
ぐっ、と腕が引かれる
「こう、腕を絡めて、ほら、前の二人と一緒でしょう」
末広さんが何食わぬ顔で云う
反対に、私は爆発寸前、否、爆発真っ盛りだ
「ちょちょ末広さん！！こういう事は！ああいう関係の人がやるもので！その・・！」
「ああいう関係？別に、副長と隊長、付き合ってませんよ」
私の言うこと全てを華麗に避けながら、前の二人と同じことをする末広さん
不意に、前の二人が歩くのをやめる。
同時に素早く離れる末広さんと私
「おやおや仕事帰りかね！条野！！」
「奇遇ですね。隊長、副隊長――」
条野さん―――
「どうだ条野！散歩でも一緒にしないか！」
「隊服着てる人が、私服の貴方たちと歩くなんて、違和感しかないですから」
条野さんはそういうと、また早々と去っていくのだった、
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物理的 - リクエストです。猟犬メンバーが皆で、お正月を過ごす話を作って欲しいです。 (2018年12月28日 20時) (
レス) id: 315b9d08b1 (このIDを非表示/違反報告)
花弁 - リクエスト(ネタ提供)しても良いですか。
条野さんと夢主で祝言を挙げて下さい。
(2018年8月24日 13時) (携帯から) (レス) id: 28273e2d77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬゐ。 | 作成日時：2018年8月16日 11時
