弐拾漆 ページ27
side A
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驚いた
記憶が戻って来るなんて、思ってもなかった
襲撃されてそのまま病院、そして医師から云われた事
￣貴方は今、13歳から前の記憶が無いんです
記憶が無い
しかもそのあとてるちゃんから、条野さんの名前が言えなかったと聞いた
というか、隊長が今朝云った、発言の主は誰なんだろう
守りますから、と
「あのぅ・・・つかぬ事をお聞きしますが・・・・」
「如何しました？歩きながら話しましょう、今日はもう追跡は諦めます」
そう言うと条野さんが歩き出す
「今朝、隊長からお聞きしまして、私を守ってくれるって言った方判りますか？御礼を云いたくて――――――――――」
ぴたり、と前を歩いている条野さんの足が止まる
接敵か？と前方を窺う
不意に、肩に手が置かれる
「今、彼の顔覗かない方が条野の為と思う」
「へ？す、すいませ・・・・」
末広さんにそう云われそそくさと下がる
「今条野の顔みたら、真っ赤でしょうね」
ま・・・・
「ね・・熱でもあるんですか！！其れなら早急に軍警医師に連絡を―――――――」
「嗚呼、鈍感にも程がありますよ、Aさん」
末広さんはため息をつくと、真っすぐに条野さんの背中を見つめる
「貴方を守る、そう言ったのは条野ですよ」
「条野さん、が？」
「嗚呼もう、五月蠅いですよ鐵腸さん。要らない事余計に喋らないで下さい」
条野さんが振り返り様に言う
案の定、その顔は赤い
「えぇ。そんなに怒らなくても。それより苺の七味掛け食べないか？」
「この間みたいなことになりますから、結構です」
そう言って条野さんは、末広さんを一蹴りするのだった
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物理的 - リクエストです。猟犬メンバーが皆で、お正月を過ごす話を作って欲しいです。 (2018年12月28日 20時) (
レス) id: 315b9d08b1 (このIDを非表示/違反報告)
花弁 - リクエスト(ネタ提供)しても良いですか。
条野さんと夢主で祝言を挙げて下さい。
(2018年8月24日 13時) (携帯から) (レス) id: 28273e2d77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬゐ。 | 作成日時：2018年8月16日 11時
