7話 質問タイム ページ9
〜noside〜
ウルフ「条件はなんだ？」
カスミ「1、質問した情報はみんなで共有すること」
「2、6個質問するうち3回黙秘していいよ。
ただし3回は絶対に確かなことを答えること」
「条件はそれだけだよ」
メリー「えっ？もっとたくさん聞かないんですか？」
カスミ「じゃあ逆に聞くけど、全部答えてくれるのかい？」
メリー「それは無理です！」
スミレ「だからカスミは確実な情報を得るためにあえてそうしてるんだよ」
「それにもう１つ理由が-」
リュウ「そういったことは話さないもんだろ？」
スミレ「あーはいはい。分かったよ」
カスミ「それじゃあ、これは上層部に依頼された悪趣味な研究？それとも復讐とかかな？」
ウルフ「そのうち分かるはずだ」
カスミ「ここにいる人全員になにかしらの関係や共通点がある？」
ウルフ「当たり前だ」
カスミ「隠し扉ってある？」
ウルフ「黙秘する」
カスミ「狼は１人だけ？それとも複数人？」
ウルフ「必ずしも１人とは限らない」
カスミ「脱出の扉以外でここから出れる条件はあったりする？」
ウルフ「黙秘する」
カスミ「この中に黒幕はいる？」
ウルフ「黙秘する」
カスミ「ありがとう。もういいよ」
そしてメリーとウルフという人形はいなくなっていまった。
カスミ「…と言うことらしいですよみなさん」
ネコの帽子の人「クソ！だれが何の目的のためにこんなことを？」
センスのあるモフ髪の人「それはまだ不明ですが…」
虹色の髪の人「狼を処刑したら、脱出の扉が開くって言ってたね♪︎」
「そこでなんだけど…"今回の狼ってだれ？"」
…。突然の言葉に全員が沈黙した。
豹柄の服にピンク髪の人「まぁ、こうなって当然ね…」
白色のコートの人「もう騙し合いは開始しているというわけか…」
コスプレをしている人「こ、こんな暗い雰囲気じゃあかんて！」
「とりあえず、みんなで現状を整理した方がええんちゃう？」
カメラを持ってる人「た、確かに状況が分からないことには何もわからないし…」
豹柄の服にピンク髪の人「まぁ、それもそうですね。まずはこの部屋から出ましょうか」
部屋を出ると、さらに奇妙な部屋が続いていた。
ネコの帽子の人「なんだここ…」
サトル「なんとも不気味な部屋だな…」
大柄な人「ちょっとみんな…俺の話を聞いてくれないか？」
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作者名：レド | 作成日時：2023年3月6日 22時
