２話 器物損害？ ページ4
〜noside〜
その後、個性豊かな人たちが出てきた。
リュウ「あとは2人だな。１人はカスミだけど」
スミレ「あっ、もう１人の人が出てきたよ」
コスプレをしている人「あ、やっと来たで」
目玉の髪飾り？の人「残る扉はあと１つですね」
カメラを持ってる人「あなたも誰かに連れてこられたの？」
赤い帽子の人「は、はい…」
白色のコートの人「じゃあ…俺たちと全く同じ状況ということだな…」
赤い帽子の人「えっと…。一体、どういうことですか…？」
ネコの帽子の人「だから…ワタシたちもわかんないんだって…」
虹色の髪の人「みんな気がついたらここに連れてこられてたんだ♪︎」
赤い帽子の人「そ、そうなんですね…」(ドカッ
その時、最後のドアが破壊された。
全-(カスミ/スミレ/リュウ)「は？/え？」
スミレ「…！」 (ビクッ
リュウ「カスミお前なぁ…」
カスミ「…ん〜、まだ眠いな」
「シャルルはケガはないかい？」(ナデナデ
ネコの帽子の人「マジかよ…あいつ扉を壊したぞ？！どんだけ力あんだよ！」
カスミ「あぁ…。例え女性でも扉が視界に入らないように回し蹴りすればいけるはずだよ」
リュウ「まさか…問題が解けなくて破壊したなんて訳じゃないよな？」
スミレ「いや、さすがにカスミに限ってそんなことはないと思うけどね」
カスミ「鍵を使ったけど、ドアの建て付けが悪すぎて開かなかったんだよ」
リュウ「扉を叩いて知らせたりとかできたと思うんだが？」
カスミ「絶対人がいるなんて保証はないからね。自力で開けた方が確実だからさ」
「そんなことより…。ここにいる人全員同じ状況にあって、拉致されたということでいいのかな？」
サトル「そうだね。さっきも同じことを話していたよ」
カスミ「ご丁寧に教えて下さりありがとうございます」(ペコ
「…ん？サトル先生？！えっ、何故サトル先生がここに？！ まさか寝起きだから夢でも見てたりする？」
スミレ「カスミ、お前も兄さんと同じことを言うのか…」
カスミ「サトル先生、お久し振りです。体調崩していたりしてませんでしたか？」
サトル「あ、あぁ…。ケガはしなかったよ」
カスミ「フムフム。"ケガは"しなかったんですね」
リュウ「うわぁ…。でも先生が無事で良かったです」
その時、突然…。不気味な声が部屋に響いた。
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作者名：レド | 作成日時：2023年3月6日 22時
