今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:17,884 hit
小｜中｜大
58 母親の死…（和side） ページ18
Aを俺のベットに寝かせて俺はいったんリビングに戻った
今回のことに関しては簡単に触れられなくて
気持ちを落ち着かせたかった
いつものようにゲームを起動させるけど集中できなくて…
諦めて寝室に戻りAの横に静かに座った
俺がいない時にあったこと…
和「何があったんだよ…」
小さく問いかけたその時・・・
あ「待って…おかぁ…ん」
和「え…？」
Aの口から久々に聞いた
お母さん
あ「待って…
行かないで…」
何度もそう言うAの頬を雫が流れる
和「A？
A！！」
名前を呼びながら身体をゆするとゆっくりと瞼が持ち上がった
あ「…和？」
和「うん…」
Aをゆっくりと起こす
だんだんと意識が覚醒してきたのか、Aの瞳に涙が溜まる
何も言わずに抱きしめると、震える声で
…お母さんが死んじゃった
そう言った
俺はその言葉の意味をすぐには理解できなかった…
59 連鎖する悲しみ…（和side）→←57 暗闇の中で（あなたside）
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にのもと | 作成日時：2021年9月13日 1時
