今日:1 hit、昨日:38 hit、合計:7,422 hit
小|中|大
8 ページ9
フォスフォフィライトは僕の手を取り、頷いた。
僕はフォスの形を整えルチルのところに行き白粉を塗り、
ジェードから瓶を受け取る。
え?この瓶は何かって??
これはね、
正確には結界なんだけど持ち運びが出来た方がいいと思って瓶の形状にしたんだよね。
…でもフォスのは無いからなぁ。
折角持ってきてもらったけど片付けてもらおう。
『ごめんねジェード、持ってきてもらって何だけど片付けてもらってもいい?』
ジェード「は、はい。でも、よろしいのですか?」
『うん、この子には必要無いからね。皆には後で紹介するよ。広間にみんな集めて待っててくれ。』
フォス「…」
ジェード「分かりました!」
棚から服を出し着せてネクタイを締め靴を履かせる。
フォスの目を創り、目の付近を削り、目をはめ、
樹脂で繋げる。
____よし。
『フォス、目を開けてごらん?』
髪と同じ美しい薄荷色の瞳がこちらを覗く。
『…うん。いいね。
フォス、皆に挨拶しに行こう。ついておいで。』
手を繋いで広間へ向かう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ