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フォスの顔を繋ぎ終え、腕に取り掛かっているとフォスが「せんせーい」と呼びかけてきた。
フォス「先生はなんの宝石なの?それにいつもどこに行ってるの?
時間はかからないって言ってたのに僕もう300歳だよ?
ダイヤとかみんなはなんも教えてくれないし先生にも聞くなよって言うんだ。」
無垢な宝石はただ純粋な疑問をぶつける。
まだ疑いじゃない、僕を知りたいだけの質問。
他の宝石たちは絶対に触れない話にフォスは触れた。
__なんだか肩の荷が下りた気がする。
そうか…僕は聞かれてホッとしてるんだ。
聞かれたら話せる。自分だけで秘密を守り通す必要もなくなる。
『じゃあ一つだけ答えるよ。
それ以外は春になって皆が起きたら全部話そう。』
なのに…なんで先生は何も答えてくれなかったんだろう。
『僕は元々君と同じでフォスフォフィライトなんだ。』
ちゃんと答えて欲しかった。
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