【転スラ】終わった星の始まりは【宝石の国】 (ページ12)

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リムルside

紹介も終わり夕食中に蜂蜜の事をシュナ達に問い詰められた。しばらく蜂蜜は独り占めしたかった…夕食のカレーをそんな事を思いながら食べ終えた頃、

空中に金が現れ花のように開くとAが出てきた。

その様はとても美しかった。

惚けていた俺はハッとして

リムル「おかえり！A！お前もカレー食うか？」

『かれぇ？うん、なんか知んないけど食べる〜』

あれ？蜂蜜は知ってるのにカレーは知らないのか？
ってなると日本人ってわけじゃなさそうだな…
よく分からん少し話が聞きたい

リムル「なぁ、Aちょっと2人で話さない？
いくつか聞きたい事があるんだ。」

『あー、まぁ答えられる事なら答えるよ。』

部屋に移動してカレーも持ってきてもらうとAは目を輝かせてカレーを食べた。

『うま！ここで食べるものなんでも美味しい〜！
これはもうなんでも答えちゃうわ〜。』

ほんとかよさっき答えられない事もある感じだったじゃん

リムル「じゃあまず1つ目、Aはなんの種族なんだ？」

そう、ミリムは解析鑑定で竜人族とわかったがAは分からなかった。ただ魔力量はミリムを大きく超えていた。

『種族か〜、宝石族(ジュエルメス)だよ。
解析鑑定しても分からなかったんでしょ。』

リムル「！？な、なんでそれを…」

『んー何となく？宝石族はここには僕だけだよ。他にはいない』

ここには…？なら他の場所にはいるってことか？
なーんか微妙に誤魔化してんな…聞き出すか？
＿＿いや、それで敵判定されりゃあ世話ねぇな

『じゃあ次僕の番！リムルの中にヴェルドラいるよね？
出られるようになったら1発殴らせろって言っといてくんない？』

ヴェルドラの事バレてんじゃん。なんでもありなのか？

リムル「ヴェルドラがなんかしたのか？
自分の領地荒らされたりとかか？」

『あぁ、そうだ。大事な鐘を壊されたんだ』

当たるはずもないと思い、冗談っぽく聞いてみた。
だが意外なことに大当たり。

『どうせミリムから聞いたんだろ？僕の島の事とか
＿＿＿それを隠してる事とか』

っ！全部お見通しって訳か…

リムル「じゃあ魔王が総出で探したってのも知ってるのか？」

『うん、彼奴らは島を壊しかねないからね。亜空間にしまってあるんだ。』

ミリムから聞いた時からずっと気になっていた事だ

リムル「俺がその島に行くことってのは可能なのか？」