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風が吹き抜け、草が音をたてて揺れる
柔らかい草の中で眠っていた
『ふぁ〜……ぁ、せっかく島に戻ってきたのに
ベッドで寝れなかった。まいっか、』
今回はどれくらい寝ていたのだろうか
Aは思いを巡らせながら場所を移動する。
さぁ、次はどこへ行こう
そういえば魔物の国ができたと聞いたな、行ってみようかな
…………でもどこに行けばいいんだろう
えーどうしよやっぱやめ((？？「おーーい！！
A！！今から魔物の国に挨拶しに行くのだ！一緒に行くのだ！」
上空を猛スピードで飛んでいた少女はAを見つけるとそう叫びながらそばに降り立った
『あ、ミリム』
ミリム「どうせ寝ていたのだろう？ヒマなのだろ だろう？じゃあワタシにつきあうのだ！！
いくのだーー！！！」
Aが返事をするよりも速くAを脇に抱えると先程の猛スピードで目的地へと向かった。
その間Aは虚無であった
『……』
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