はち ページ10
「…炭治郎？どうしたの？」
「A、さっき柱直々に教えてもらっているって言っていたよな？
…もしかして、一緒に住んでいるのか？」
一緒に住んでいるのか…？どうしてそんなことを聞くんだろう。
何か起きるとでも思っているのかな。
「うん、一緒に住んでるよ。その方が教えてもらいやすいし。それがどうかしたの？」
「そ、そうか！じゃあまた！」
「え、あ、うん…。」
質問の答えだけ聞いてすぐに行っちゃうのか…。質問の意図もわからないし…。
まあいいか。
そう思って今度こそ歩き出そうとした時、腕を誰かに掴まれた。
いや、私呼び止められすぎじゃね…？
と思ったが、無視するのはよくないと思い振り向く。
「あ、金髪くん。」
「俺の名前は金髪じゃないよ我妻善逸だよおおお！」
金髪くん…もとい、我妻善逸だ。
危ない時に急に寝て、驚くべきスピードで鬼を倒した…私の中で歴代1位の変人だ。
あ、伊之助と師範が同率2位ね。
「うんわかった善逸ね。で、何？」
「ぎゃあああ！名前で呼んでくれた！結婚だよね！？結婚しよう！」
…ちょっと何言ってるか分からない。
名前を呼んだら結婚って…。もしそうだとしたら私とんでもない浮気野郎じゃん。
「理論が謎。名前で呼んだけど結婚はしない。もしそうだとしたら炭治郎とも結婚することになるよ？」
「炭治郎って誰えええ！！？見た目の特徴言って！ぶっ殺◯してくるわ」
「いや最後の声のトーンが本気すぎて怖いからやめて」
これはもう師範行きだな。師範に言いつけよう。
そしたらきっと、2週間毎日ふろふき大根作るの刑になるぞ。
「師範に言いつけるね。変な金髪がいいよってきたって。そしたら君精神的に死ぬよ？」
「えええええ！？俺死ぬのおお！？死ぬ前に好きな子と結婚したい！ということでAちゃん、結婚しよう！」
…こいつにはもう何言ってもダメだな。諦めよう。
「あーはいはい、結婚しません。
じゃあ、また会う日まで。」
「ええっ、行かないでええ！
ってか速！俺を守ってえええ！」
声でっか…。もう大分離れたのにまだ聞こえるよ…。
まあもう善逸のことはいいや。早く師範の家に向かおう。
あまり速く走りすぎると怪しまれるから、普通に足が速い人くらいの速さで走る。
師範の家はあそこを曲がって、そさて真っ直ぐ行った先だ。
「…着いた。」
ああ、やっと帰ってきた。
師範に報告をするため、家の中へと足を踏み入れた。
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瑠璃 - 最っ高です！！続き見たいです！！ (6月28日 15時) (
レス) @page28 id: c061932b98 (このIDを非表示/違反報告)
はは - むいむいheart (2023年3月30日 18時) (レス) @page28 id: 37ce8859f2 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 設定の年齢が実年齢と同じで嬉しいです❤️続きも楽しみにしています！ (2022年4月1日 16時) (レス) @page2 id: f3449b7706 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 誰オチですか？そもそも、オチって、いますか？ (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - URLは、確かログインしている人しか出来なかった気がします。私も最初は、分からなかったので！参考になったら嬉しいです！上から目線ですいません！ (2020年9月6日 10時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渋谷の子供 | 作成日時：2020年6月9日 13時
