霞柱と可愛い継子。

番外編！ ページ20

こんにちは！自分の記憶力を恨んでいる渋谷の子供です！しばらく番外編になりそうです…。もしかいてほしい内容があったら言ってください！


─現パロ─(年齢操作ありです)


私はいつも、同じ夢を見る。


私は髪の長い男性を「師範」と呼び、その男性は私のことを「A」と呼ぶ。

そして、その男性の死亡を烏ごしに伝えられる。

私は、ポロポロと涙をこぼしている。


これはなんなんだろう。思い出したくても、思い出せない。

朝起きたら、私は泣いている。わけも分からずに。


そして、今日もその夢を見た。




「っ…！

あ…もう朝…？今日から鬼滅学園に入学だっていうのに若干寝坊じゃん…。」


目が覚めたら、もう7時になっていた。

私は今年から鬼滅学園に入学する。珍しい外部入学だ。


「友達できるかなあ…。できるといいなあ…！」


さっき見た夢のことなんてすっかり忘れて、私は新しい出会いに胸を膨らませていた。

私の大好物の白米と、おかずの卵焼きを用意する。
白米がすきなの珍しいって友達に言われたけど、好きなんだもん仕方ないよね。


そのあと行く準備をして、8時になったので行くことにした。


「行ってきまーす。」


私の家には、親がいない。昔事故で亡くなったと聞いている。

物心ついたときから親がいなくて、「行ってらっしゃい」なんて言われたことがない。


…ない、はず。


私が「行ってきます」と言っても、当然のように返事は返ってこない。それがずっと普通だった。


でも、なぜか。なぜか、「行ってらっしゃい」と言われないのに違和感を感じるの。


ぎゅって私に抱きついて、絶対生きて帰ってきてって、私に言ってほしいの。



でも、誰に？


親の顔なんてわからない。誰に言ってほしいの？

自分で自分の気持ちがわからないよ…。


「…あ、そろそろ行かなきゃ…。」


私は考えるのを放棄して、自転車へとまたがった。


───

テストに中指立てたいです。こんなにテスト詰め込むんじゃねえよおお！！

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