番外編! ページ19
霞の呼吸の型を忘れてしまったので、番外編でしのぎます←
それと、最近更新していなくてごめんなさい!他の更新している小説が思ったより伸びまして…。そちらをメイン更新しておりました。これからも応援してくれたら嬉しいです!
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番外編 冨岡さんとの絡み
冨岡side
「あ、冨岡さん。」
「…Aか。(元気だったか。時透のもとで稽古を受けていると聞いたが、手を出されていないだろうな。何かあったら俺の元へこればいい。一生養おう。)」
「あ、冨岡さん桜餅食べます?」
…俺は今なぜ無視された?Aにまで嫌われているのか?いや、そもそも俺は誰からも嫌われていない。
「…ああ。(きっと1人で食べるよりも2人で食べたほうがずっと美味しいだろう。今から茶をもらってくる。)」
「あ、私お茶もらってきます。」
「!?」
な、なぜ伝わらない…!?人間目を見れば伝わるというのに…!
は、もしや俺の目力が足りないのだろうか…!?
よし、ならばじっと見つめてみよう。
「…」
「……………」
「…」
「いや、なんで見つめるんですか!?怖いんですけど…!?」
怖い…?そうか、怖いのか…。なら表情を柔らかくすれば良いのか?でも、それはどうやってするのだろうか…。
迷った結果、口角を力の限りあげることにした。
これでどうだろうか。きっとこれでもう怖くないだろう。
「え、なんで笑ってるんですか…今日の冨岡さん、すごく怖いんですけど…。」
心外!!
俺は何をしたら怖くなくなるのか…!?
「…俺は、嫌われているのか。」
「あ、今更気づいたんですか?遅いですね。」
なんだと…!?俺は嫌われているのか…!?
いや、きっとAの冗談だろう。俺は嫌われるようなことをしたおぼえはないし、嫌われているような素振りもなかった。
「そうか。(冗談なのはわかっている。ただ、冗談でもそのようなことは言わないで欲しかった。多少は傷つくんだ。)」
「…はい。(冨岡さん、認めたのか。全然認めないってしのぶさんが言ってたのに…。)」
まあ、きっと少なくともAには嫌われていない。冗談を言える仲ということだからだ。
…でも、もし嫌われていたらと思うと怖くなるな。
「Aは、俺のことを嫌いか?」
「何言ってるんですか。嫌いな人と桜餅食べる訳ないでしょう。」
「!そうか…」
Aに嫌われてないと知り、すごくホッとした一日となった。
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瑠璃 - 最っ高です!!続き見たいです!! (6月28日 15時) (レス) @page28 id: c061932b98 (このIDを非表示/違反報告)
はは - むいむいheart (2023年3月30日 18時) (レス) @page28 id: 37ce8859f2 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 設定の年齢が実年齢と同じで嬉しいです❤️続きも楽しみにしています! (2022年4月1日 16時) (レス) @page2 id: f3449b7706 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 誰オチですか?そもそも、オチって、いますか? (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - URLは、確かログインしている人しか出来なかった気がします。私も最初は、分からなかったので!参考になったら嬉しいです!上から目線ですいません! (2020年9月6日 10時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渋谷の子供 | 作成日時:2020年6月9日 13時