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．
「うん、だとしたらなんか感じ悪い」
フラーッとしてる彼は
たかが球技大会だとしても
本気の人たちに申し訳ない態度だと思う。
ホイッスルが鳴って
余裕でうちのクラスが勝って
海ちゃんがワーイ！と手を挙げてベンチに向かってきた
海ちゃんも海ちゃんで
バスケ飽きたとか言って
楽しんでんだもん
「沙耶ー、おつかれ」
タオルを肩にかけ
神宮寺くんがやってきた。
沙耶の隣に座り、スポーツドリンクを飲んでいる。
「やっぱ海人強ぇーわ、バスケ部もバスケ禁止ルール作ってくれよなー」
「ね、高橋くんすごいよね」
ふたりの世界に入りたそうだったから
私は冷水機行ってくる、ととりあえずその場を離れた
「あ、」
私の前をフラフラと歩く廉くん。
スラッとした細身の背格好で
肘とか手首とかが骨張っている。
通りすがりの1年生が
チラチラっと見てコソコソと噂して
当の本人は気にもしていないみたい。
冷水機で水を飲み
体育館に戻ると
コートの中では3年生の試合が行われていた
沙耶に聞くと2セット目らしく
次のセットでは紫耀先輩のクラスだとか。
「そうだ！結局紫耀さんとは和解したの？」
「うん、覚えてなかっただけみたい」
「そっか良かった。紫耀さん当たり冷たいとこあるけど優しい人だから」
神宮寺くんは謎に嬉しそうな顔をして
うんうん、と頷いた。
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かの(プロフ) - 続編是非お願いします。霞草さんとお話ししたいです！ (2020年1月10日 23時) (
レス) id: 500512ebdb (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - ららちゃんさん» コメントありがとうございます。ぜひ機会があれば描かせていただきたいです！ (2019年7月21日 15時) (レス) id: 402b5f83f6 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - 名無し17256号さん» コメントありがとうございます！そんなふうに言っていただけて光栄です……これからもよろしくお願いします！ (2019年7月21日 15時) (レス) id: 402b5f83f6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し17256号(プロフ) - その唇に花束を。をから入り、全て読んでみました。恋愛のお話なのに、ヒステリーな文が多く、読む手が止められないほど引き込まれる作品ばかりで、感動しています。 (2019年7月21日 7時) (レス) id: 8f3613c8e1 (このIDを非表示/違反報告)
ららちゃん(プロフ) - 最初の数ページ読み始めた時から、あぁわたし好みの大好きなお話だ！！ってなり、更新毎日楽しみでした！！めちゃめちゃ続きがきになるのぜ続編待っています！これからのお話はもちろん、助けたシーンの廉くんサイドもみたいです！！お願いします！(＞＜) (2019年7月19日 7時) (レス) id: 62e93500a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞草
| 作成日時：2019年7月6日 22時
