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未来 ページ12
「ずるいですよ、玲於くんは……そうやって簡単に私のこと喜ばせる」
玲於「仕方ないじゃん、彼女を幸せにしたいんだから」
「迷惑じゃないですか？」
玲於「むしろ嬉しい」
「嫌いになったりしませんか？」
玲於「多分、好きが増すだけでしょ」
「……よろしくお願いします」
私が小さくポツリというと
ふっ、と微笑んでよろしくと頭を撫でた
大好きな人と一緒に暮らすってどんな感じなんだろう
毎日彼のカッコいい所を見てドキドキするのかな
それとも、今まで見れなかった少し抜けた部分に気づいて新しい魅力が見つかるのかな
どちらにせよ
私たちを待っている未来に私は胸を踊らせている
ずっと孤独だった世界から
隣に誰かがいる世界へ
それが当たり前になった日は
どれだけ幸せなことだろう
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作者名：カステラ | 作成日時：2018年8月23日 20時
