[wrwrd!]犬猫パニック！ (ページ35)

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毒素となずけようページ35

緊急事態、緊急事態！
ただいまソファーの上で鬱を撫でていたところ、トントンとグルッペンが同時にやってきて
撫でてほしいと言いました(詳しくはそういう目をしていた)
そしたら、俺が先だったみたいなかんじで睨みあってます

ton「…」

gr「ぐるぅぅぅ」

怖いです！トントンの目が冷たいです！グルッペンの威圧がすごいです！
挟まれた鬱が震えてる！鬱はそういうのに弱いんですね、可哀そう

『二人とも、とりあえず睨み合わないでください！鬱が！』

そういうと、グルッペンが私にすり寄って。あいつより俺を撫でてくれるだろ？みたいにしてます
うわぁ、イケメン。ハニートラップですね
トントンも負けじと私にくっついてきました。
何この子、あざとい。しかも無自覚だと思われます

gr「わん」

ton「、にぃ」

どっちにする？って突然の乙女ゲーム！私の選択はただ一つ
鬱を膝に乗せたまま、左手でグルッペンを右手でトントンを撫でること！
そしたら誰も悲しみませんしね、ハッピーですよ
グルッペンとトントンは嬉しそうにしています、だめですね、この子たちは毒だ
うん、毒素だ、絶対にそうだ
鬱、さりげなくお腹を出してゴロゴロしないでください
今手を離したら、貴方が毒素に殺されますよ、