【REBORN!】桜の元で逢いましょう (ページ6)

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＝並盛公園桜並木付近川＝

フ「おおー・・・」

先ほどの場所よりもきれいに咲いている。
というか、勝手に来てしまったのだけれど。
・・・まあ、いいか。

桜、舞い踊り。
揺れる水面(みなも)へと花弁落ち行く。

ふと川の方へ目をやると、

フ「・・・？」

足だけ水につけている、可愛らしい少女が座っておりました。

フ「・・・あれ、なんで今、可愛いって・・・・・・？」

自分の思考がよくわからない。
―・・・まあ、顏がいい普通の女の子・・・ですよ、ねー？

そんな考えとは裏腹に、少女の元へと向かう足。

フラリ、フラリと勝手に進んで、

フ「・・・・・・・っ、わ！？」

坂に気付けず、落ちました。

フ「ちょ、っ！！；」

ぐるぐる回ってきゅうとなったミーの目に入ったのは――
先ほどの女の子、でした。

？「え・・・、何、何何；；(カエル！？)」

そんなこと言われても。
というか、恥ずかしい。
ゆっくりと体についた草などを払いのけながら立ち上がった。

フ「・・・・・・；」
？「え・・・っと・・・大丈夫・・・ですか？って・・・あ、外国人？ど、どうしよ・・・」

一般人に心配されてしまった。
確かに外国人ですよ。

？「Do you feel OK?(大丈夫ですか？)」

・・・ミーはフランス出身だ。

フ「Sorry.・・・ていうか、日本語話せます、よー・・・？」
？「え？あ、はあ・・・っと、大丈夫そうですね」

仮にも暗殺者だ。
これでもきたえられている。

？「無事でよかったです(にへら」
フ「・・・・・・・・っ！？///」

なになに、何？
顏、あっつい・・・

？「観光ですか？」
フ「え？あ、はい・・・/」
？「へえー。ここ、いいところですよー」

見たところミーより少し年下のもよう。
顏の暑さは置いておいて、だ。
しっかりしている少女だ。