you 14 ページ14
あんなに毎日怖くてつらかったのに
ストーカーのことより宮田さんのことで頭がいっぱい
でもいつかは終わる
宮田さんもいつまでも私を送ってくれるわけじゃないから
自分が安心して1人で帰宅できるようにしたい
それに、、、
今日アイツがいなくて単純にホッとしてるけど
今ごろあのストーカーは他の人の後をつけているかもしれない
前の私のようにおびえる毎日を過ごす人が増えるかもしれない
宮田さんという優しい人がたまたま私を助けてくれたけど
それに頼りきっていいのだろうか
いろいろと調べものをしてたらLINEがきた
宮田さんだ
【ただいまです。また明日。】
良かった
調べ物や心の準備を整えて明日に備えて早く寝た
翌日
昨日とほぼ同じ時間に宮田さんはコンビニに来た
「じゃあ、外にいるね。」
この一言だけでわかる
ふたりだけの約束
「お待たせしました！」
「はい、行きましょう。」
2人で並んで歩くの、緊張するけどやっぱ嬉しいな
あ、そうだ
「あの、じつは今日、電話してみたんです。」
「ん？電話？」
「あ、はい。調べたら直接警察署に行くんじゃなくて、一旦電話で相談に乗ってもらえる窓口があるみたいで。」
「警察、、、」
あーもう、なんで自分はちゃんと話すのが下手なんだろう
「ストーカーです。ちゃんと警察に相談しようと思って。」
「えっ、ストーカー来たの！？」
「あっ違います！あの、私のところには来てないんですけど、もしかしたら他の人の後をつけてるかもしれないと思って。」
「……」
「私のところに来なくなったからって、それでいいのか、とか考えちゃって。」
「うん、」
「それで、その窓口に電話してみたんです。」
「で、どうでしたか？」
「はい、それが、自分が思ってたよりすごく丁寧に話を聞いてくれて、最寄りの警察署に連絡しておくって言ってくれたんです！」
「そっかー窓口なんてあるの知らなかったなあ
「そうなんです。緊急な事でなければ、警察事案なのか一旦相談してアドバイスをしてくれる窓口があるみたいで。」
これが役に立つのかは分からないけど
やらないでうやむやにするよりかは良いよね、きっと
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碧(プロフ) - 桃マスカット様、コメント励みになります|*´ ³`)ﾉ 続きもガンガン執筆中です！！ (5月23日 14時) (
レス) id: ef8ade943a (このIDを非表示/違反報告)
桃マスカット(プロフ) - 今回のお話も楽しみにしてます(^ ^)優しい俊くんにキュンキュンしますね💜 (5月22日 9時) (レス) id: 21ddaf22cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2022年12月21日 22時
