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部屋に戻ると、皆が何かの支度をしていた。
『隼、これから何をするの？』
近くにいた隼に尋ねる。彼は目を輝かせながら、
「王様ゲームだよ。やった事あるかな？」
王様ゲーム…やり方は知っているけれど、実際にやったことはまだ一度もないゲームだった。
『やった事は無いわ。』
「じゃあ、一緒にやろう！」
こうして、ツキノ寮の一室で、賑やかな王様ゲームが始まった。
「「「「「「「王様だーれだ！」」」」」」」
皆その掛け声を合図に、真ん中にある割り箸で作られたくじをそれぞれ引いていく。
「お、俺だ…」
王様のくじを引いたのは、皐月さんだった。彼は、自分の当たりくじを見ながら驚いている。
「ええ、お願い………」
王様になるとは思っていなかったのか、すごく考え込んでいる。
でも、少しして、
「…じゃ、じゃあ…3番と4番の人は、今度お休みの日に…一緒にどこかお出かけさせてください。」
「喜んで。」
「是非とも。」
3番に当たった如月さん、4番に当たった卯月さんが同時に真顔でそう言った。
「あはは、ありがとうね、2人とも。」
皐月さんは嬉しそうに微笑んだ。
「いいですねー和みますねー！では次！行きますよー！王様だーれだ！」
師走さんの進行に、また皆一斉にくじを引く。
「うぉぉ！！俺ですね！」
今度の王様は師走さんだった。
「そうですね…。では、1番さんと5番さんは、今から何かクリスマス限定のものを買ってきてください！」
ふと、自分のくじを見た。
そこには、【1】の文字が。
『1番は私ですね。もう1人は…』
そう声に出して相手を探そうとすると、
「お、京花とだね！ではいってくるよ！」
そう言って、机をだんっと叩いたのは、隼だった。
『隼、そんな張り切らなくてもいいのに…1時間以内には、戻ってきますね。』
「京花、行ってらっしゃーい！」
『うん。行ってきます。』
そう言って、私と隼は軽く身支度をしてから寮を出た。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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成生(プロフ) - 睦月さん» ありがとうございます！嬉しいです( ;∀;)これから徐々に更新ペースを取り戻せると思うので、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2018年3月3日 10時) (
レス) id: 675c8fad36 (このIDを非表示/違反報告)
睦月(プロフ) - 更新して下さってありがとうございます！！衣純さんのペースで頑張られてください。ずっと応援してますからｯ！！ (2018年2月25日 12時) (レス) id: 4606295aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：衣純 | 作者ホームページ：https://twitter.com/mizuiro_onp?s=09
作成日時：2017年8月3日 18時
