ブーケのオッパ JN TH

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翌朝スマホを見ると、メールが1件来ていた。



キムさんおはようございます。
昨日は突然の帰宅ですみません。
もし良かったらまた会って欲しいな。
もうボクの事はヒョンに断った?




まだ1回しか会ってないのに、あの後頭部のふわふわ寝癖を思い出して温かい気持ちになる。
お茶して映画を一緒に観ても楽しかったし……
私なんかでも良いのかな？
彼と並んだら釣り合わないと思うけど……
だって特別美人なわけじゃないし
痩せてスタイルが良い訳じゃないし
これと言って飛び抜けていい所がある訳じゃないのに……
ソクジン先生とヨンスさんからは
ふわふわ、ぬいぐるみ
って言われるレベルのぽっちゃりまではギリギリライン。



迷いながらも返信をする。




サナおはようございます。
まだナムジュンさんに返事はしてないんです。
またお会いするの私でもいいんでしょうか?
なんか申し訳ない気がして……





すぐにピコンと返事がきた。




キムさんもちろん。
ボクは不規則な生活だし
面白みもない男だけどチャンスが欲しい。
また会いたい。





最後の「また会いたい」にきゅーんとしてスマホを胸に抱きしめた。



サナありがとうございます。
お時間がある時に今度は食事でもしませんか?




思い切って誘ってみる。



キムさんもちろん。
一応、明後日は予定が空いてるんだ。
お店選んでおくので大丈夫なら明後日に会おう。



サナはい。
明後日、仕事終わりなら大丈夫です




なにこれ？
もぅ〜恥ずかしい！
デートの約束だよ！
キャー！


恥ずかしくなりベッドの上で足をバタバタさせた。

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