検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:26,905 hit

話し合い ページ17

ナムジュナの部屋に着き、ソファに座って私が泣き止むのを待ってくれている。

落ち着いて来た頃にナムジュナから聞かれた。

NM「何があったか話してくれる?」

ジニ「どんな話を聞いても私が自分で判断したと思ってください。周りに迷惑を掛けないと約束してください。」

NM「分かったから。」

そう説明を急かすとゆっくりと話し出した。



ジニ「ナムジュナの事務所の人から呼ばれて、今が大切な時だと、女性がマンションに出入りしてるのはナムジュナにとってマイナスになると言われ、私は1人で引っ越す事に決めたの。」


NM「あの日、急に連絡が取れなくなったのはそのせい?」

ジニ「うん。邪魔になりたくなかった。私が足枷になって、ナムジュナが好きな事を出来ないなんてイヤだった。」

NM「ジニヌナは辛くなかった?もうオレを必要としなかったの?」

優しく問いかけるけど、僕ではなくオレと言っている時点でナムジュナの心に余裕がなくなってるのが分かった。


ジニ「人は辛くてもすぐには泣けないって事を知ったよ。辛くて何も出来なかった。
でも、でもね、とりあえず引越ししてあなたから離れなきゃって。
私は邪魔に、、、足枷になる訳にはいかないって自分に言い聞かせたの。」

NM「じゃあなんでだよっ!なんで。。。」

泣き崩れるナムジュナにそっと手を伸ばした。

ジニ「ナムジュナに相談したら、きっと大丈夫だと言ってくれるでしょ?
でもナムジュナにはメンバーと言う家族もいる。
私はナムジュナだけじゃなく、メンバーみんなの足枷になるのよ。そんなの耐えられない。」

手をギュッと握られポツリと呟いた。

NM「じゃあメンバーに紹介して、全員からOKを貰えばいいよね?そしたらやり直せるよね?」

ジニ「お願い。わかって欲しいの。」

NM「ヌナはもうオレの事を愛してないの?」

ジニ「・・・」

NM「黙ってるって事は、まだ愛してるって事だよね?」

そう言って強く抱き締められた。


久しぶりのナムジュナの匂いと温もり。
涙が私の意思とは関係なく、後から後から溢れてくる。

お互いの思い→←絵画鑑賞



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (95 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
205人がお気に入り
設定タグ:bts , 防弾少年団 , ナムジュン   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kashumi | 作成日時:2022年11月23日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。