Trignalのマネージャー

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〜代永side〜







浦田「話ってなんですか？」
江口「ねぇ、なんで俺と付き合ってるって嘘ついたの？」
浦田「嘘じゃないじゃないですかぁ♡」


え…さすがにそれはやばいな。


木村「真面目に答えてよ。俺らがそんな嘘信じるわけねぇじゃん。」

浦田「ちっ」



舌打ち…！



浦田「江口さん、全然相手してくれないんですもん。だから、付き合ってるって報道されたら少しは意識してくれるのかな〜って」



おかしいよ。そんな卑怯な手を使って好きな人の気を引くなんて。間違ってる。



代永「それじゃあいつまで経ってもえぐは振り向いてくれないよ。」

浦田「代永さんに何がわかるんですか！！」


あ、火に油だったかな。


社長「とりあえず、もうこれ以上君にマネージャーは任せられない。今日付けでクビにさせてもらうよ。」

社長が静かに言い放った。

浦田「パパに逆らえないくせに。」
社長「舐めてもらっちゃ困るな。もう君のお父さんも怖くないんだよ。うちのタレントはみんな魅力的だからね。」


かっ…！！かっこいい！！！

浦田さんは走って出ていった。


社長「いや〜緊張した」
木村「しゃ、社長！かっこよかったっす！！」
社長「3人には沢山迷惑をかけたね。本当にすまない。」


社長が頭を下げる。


社長「君たちにはいいマネージャーを付けてあげられなくてごめんな。」

きっと1人目のことも思い出して言ってくれているんだろう。

木村「それでも社長は俺らとAを出会わせてくれたじゃないですか。」
代永「Aちゃんに戻ってきてもらうことは出来ないんですか？」
社長「私も居場所を知らないんだ。」


社長も知らないんだ…。


江口「僕、探したいです。」


えぐが1番辛いよね。
えぐの為にもAちゃんを見つけ出さないと！


社長「あ、確か友達のカフェで働くと言っていたな。」
江口「カフェ…」


東京でカフェなんて何軒あると思ってるんだ。
無謀だなぁ。


木村「目に付いたカフェ片っ端からあたったら会えるんじゃね？」


良平くんの言ってることはぶっ飛んでるけど、全員そのつもりだし、それしか方法がない。


代永「そうだね。」
社長「私も協力しよう。」


こうして俺たちのA探しが始まった。

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