Trignalのマネージャー

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〜Aside〜









大切な日ってどうして毎回早くすぎてしまうのだろうか。









もう最終日が終わろうとしてしまっている。









私は社長室に来ていた。









社長「今日まで本当にありがとう。辛い思いをさせてしまってすまない。」



『いえ。こちらこそありがとうございました。これ、3人に渡して貰えますか？』









私は3人に手紙を書いた。









長々とした物じゃない。

お互いに引きずらないように。簡潔に。









『社長にもし、本人たちから私のことを聞きに来たら渡してください。来なかったら捨ててもらって構わないので。』





社長「わかった。」






『それでは、今日まで本当にお世話になりました！』









木村「A〜！そろそろ帰れるか？」









社長室を出ると待っていてくれたのか良平さんが。









今日が終わってしまう。









『はい！帰りましょう！皆さん呼んできて貰えますか？』




木村「りょーかいっ！」









良平さんに他の2人を呼んでもらっている間に私は浦田さんを探した。









『ハァ、ハァ。いた……』









浦田さんは自販機で飲み物を買っているところだった。









『浦田さん、これからTrignalをよろしくね。』




浦田「あ…はい。」









浦田「やっと邪魔者が消えた。」ﾎﾞｿｯ









え…今…。

うん。まあ分かってた。









浦田さんにとっては邪魔者でしかなかったよね。









最後くらいはって期待した私が馬鹿だった。









『それじゃあね。』


浦田「はい。さようなら。」

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