Trignalのマネージャー

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〜Aside〜









無事本番が終わった。









しかし、また終わりじゃない。





あのプロデューサーさんに終わりの挨拶までしなければならない。









とりあえず周りにいるスタッフさんから。









浦田さんはー。




いないか。


仕方ない。きっと拓也さんのところにいると思うし。









『お疲れ様でした！今日はありがとうございました！』





スタッフ「Trignalのマネージャーの方ですよね？こちらこそお疲れ様でした！」









ぺこりと頭を下げてまわる。




すると









「おい！！！！」









誰かの叫び声。









視線が集まっている方向を見ると、浦田さんに怒鳴るプロデューサーさんの姿があった。









え…。まさか………









駆け足で駆け寄る。









「おい！人にお茶ぶっかけておいて頭も下げれねぇのか！！」









浦田さんがプロデューサーさんにお茶をかけてしまったらしい。






これは大問題だ。







この会社の影響力は大きい。

もし見放されたら活動しにくくなってしまう。









急いでプロデューサーさんの前まで行き頭を下げる。









『すみません！！』



「お茶をかけたのは君じゃなくてこっちの新人だろ？」



『いえ、教育係の私の責任です。』



「じゃあ、土下座しろよ。」









えっ
土下座？？









木村「A！！」









Trignalのみなさんもこの騒ぎに気づいたのか楽屋から出てきていた。









「今謝らないでTrignalの今後は大丈夫なのか？」









謝らないと。私はどうせあと一週間だし。






Trignalは私が守る。









ゆっくり膝を着いて、手を着いて頭を下げる。









『この度は本当に申し訳ございませんでした。』





「やればできるんじゃん。今日はもう帰るから。」





『ありがとうございます。お疲れ様でした。』









プロデューサーさんが去った後顔を上げる。









3人が駆け寄ってきてくれた。

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