私の使命は。3

捌拾肆 ページ36

〜Aside〜









戦い始めてからどれほどの時間がたっただろうか。









きっともう1時間は戦い続けているだろう。









炭治郎と2人で戦っていても鬼舞辻に決定的なダメージを与えることは出来ていない。







私たちの体力も限界に近づいていた。









『はぁ…はぁ…』




竈門「…はぁ……はぁっ…」



無惨「まだ降参しないのか。もう負けたも同然だろう。」









まだだ、、まだ。戦える…


足…動け…！！









無惨「おい。」









鬼舞辻と目が合う。









無惨「お前は弱い。家族も、そこにいる奴らも守れないじゃないか。」









私は…弱い…。









前世でもたくさんの人を犠牲にしてしまった。鬼舞辻無惨を倒しきれなかった。


そして今も。大切な人を危険な目に合わせてしまっている。









無惨「お前に私は倒せない。」




『う………』









鬼舞辻の腕が私に向かって伸びてきて、首を絞めあげられる。








息ができない。








いつもなら、腕を切り落とすことが出来るだろう。





しかし今はそんな気力も残っていない。









『私…に…鬼舞辻無惨は…倒せな…い…？』









もう、、負けてしまうんだ。ここで終わりなんだ。









意識が遠のいていく。







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更新遅くなってしまってすみません！！

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