私の使命は。2

卌漆 ページ28

今日はいろいろとありすぎて疲れた。









隠にはしのぶの所に行くと言ったけれど、もうお風呂に入って寝てしまおう。









お風呂からあがってマネの部屋に行くとありすちゃんがいなかった。









『ありすちゃんいないんですか？』








清水「青城の部屋で寝るみたい」







雀田「Aちゃんが危険だからだって。」









そーゆーことか。









白福「本当にどこ見てるんだろうね？こんなにいい子なのに〜」









雪絵さんが頭を撫でてくれる。









雀田「ありすちゃんの嘘を信じてるとか最低すぎ。」









かおりさんの顔が強ばる。









『私の責任もありますし、みなさんに迷惑がかかってないみたいで良かったです。』









清水「いや！Aちゃん悪くないから！！」









白福「梟谷は私たちが話したから味方だし、烏野もそうだど青城は完全ありすちゃん側だし。稲荷崎もそうっぽいよねぇ。音駒は？」









雀田「中立って感じじゃない？」









本当に中立でいてくれたらありがたいんだけど…
もしありすちゃん側に着いてしまったら大変なことになりそうだ。









清水「結局さ、ありすちゃんってAちゃんのことどうしたいんだろうね？」





白福「確かに〜。烏野からの信用を無くすとか？」









雪絵さんがニヤッと笑って見せた。









『サラッと怖いこと言わないでくださいよ！』









烏野からの信用が無くなったら私はどうしていけばいいのだろう。









雀田「いやいや。それは無理だよ。こんなに愛されてるんだもん〜」





白福「やられっぱなしは悔しくない〜？」







「反撃しちゃおう！」とキラキラした目で提案してくる雪絵さん。









たしかに。やられっぱなしは悔しい。









『そうですね、』『でもちゃんと仕事してれば、皆さんわかってくれると思うんです』









清水「うん！私達も手伝うからね！」









雀田「ありすちゃんのことギャフンと言わせてやろう！」








白福「も〜なにそれ〜」









部屋に4人の笑い声が響いた。

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