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『お待たせ、司さんっ！』
「うん、じゃあ早速人目につかないとこ行こうね。」
『えっ、なんで…？』
疑問を持つ彼女の手を引っ張って適当に空き教室に連れ込む。もちろん鍵閉めて。
『司さん…？どうしたの？』
「もー、ほら我慢しなくていいよ？…怖かったんでしょ。」
ギュッと抱きしめ頭を撫でればAの肩が震えて僕の背中にも腕を回した。
『ぅ…っ…ひ…っく……ごめ、ね、…弱くて…っごめん、なさ…っ』
「謝らないの。Aは何も悪くないし、悪いのはあの男共なんだから。」
『うぅ……っ…』
慰めれば慰めるほど涙を流すAに苦笑いして泣き止むのを待つ。
10分後ぐらいにようやく泣き止み、赤くなった目を擦ろうとした。
「こらこら、擦ったらもっと赤くなるでしょ。ほらハンカチ貸して。」
『はーい…。』
ポケットから出したハンカチを受け取り彼女の目に優しく当てた。
「ほんとは蒸したタオルがいいんだろうけど…これで我慢してね。」
『ふふっ、大丈夫だよ。ありがとう。そろそろ出よ？お腹空いちゃった。』
「それもそうだね。行こっか。そういえばサングラスとマスクはいつ外せばいいの？」
『うーん……帰るまでダメッ！』
「えー…。これAの顔あんまり良く見えないんだけど…」
『私も司さんの顔全く見えないもん！おあいこだよ！』
彼女に言われれば仕方ない。
そのまんまの状態でAと恋人繋ぎをして空き教室を出た。
その後も、やっぱりこの格好は視線を浴びてしまった。Aは全く気にせず楽しそうだったけど。
そんなこんなで文化祭も終わり、家に着いて息苦しく感じていたサングラスとマスクを取る。
「ふぅ…やっと酸素吸えた。」
『あはは…ごめんね。でも近寄ってくる女の子ひとりもいなかったよ！！』
「そうだねー。それは嬉しかったけどAの顔が見えませんでしたー。」
『むぅ、だから私も司さんの顔見れなかったってば！…ちょっと寂しかったんだよ。』
抱き着いて爆弾発言をする彼女は今日も今日とてある意味最強でした。
この後めっちゃくちゃキスした。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
なんか、一気に書いてしまった。
すいません。
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じゃ娘。(プロフ) - 未来奈さん» コメントありがとうございます！呼び方が変わるのはわざとなので読みづらかったら申し訳ないです。 (2016年5月3日 11時) (
レス) id: c93298ea3b (このIDを非表示/違反報告)
未来奈(プロフ) - なんで天月さんの呼び方毎回変わるんですかwww面白いです！ (2016年5月1日 22時) (レス) id: 521b2a2075 (このIDを非表示/違反報告)
おとく - これからも頑張って描き続けてください笑 (2016年2月10日 13時) (レス) id: 5955544200 (このIDを非表示/違反報告)
じゃ娘。(プロフ) - 初音のネギさん» コメントとTwitterフォローありがとうございます！！通知が来なかったのでプロフの方に記載されていたIDを検索して私もフォローさせていただきました！続編は作るつもりでいます！これからもよろしくお願いします。 (2016年1月17日 21時) (レス) id: 991d454952 (このIDを非表示/違反報告)
初音のネギ(プロフ) - 是非続編を|´-`)Twitterフォローしました！ (2016年1月17日 20時) (レス) id: c99af92c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃ娘 | 作成日時：2015年12月26日 20時
