[wrwrd！][男主]僕は半ズボンが好きだ。

ないん ページ14

今日は待ちに待った演奏会。

朝から今日のことを考えてソワソワしすぎていたのか、

ムジカ「楽しみなのは分かりましたから、落ち着いて下さい。演奏会は逃げませんよ。」

と言われてしまった。

まあ確かにそうだ。

最終仕上げとしてバイオリンの練習をする。
...今日は折角だからバイオリンだけではなくて久しぶりにサックスでも吹くか。

酒場でやるし、サックスの方が雰囲気が出るかな？

嗚呼、楽しみで仕方がない。


うん。サックスも持っていこう。そうと決まれば早速酒場で準備を始めなくては。

僕はサックスとバイオリンを持って酒場へ行った。



そうこうしているうちに日は沈み。

酒場には大人が集まり騒ぐ時間になった。

至る所で「乾杯！」と言う威勢のいい声。カチンというグラスを合わせる音が聞こえ始める。

mb「おっ！今日はAの演奏会か！！楽しみにしてるぜ。」

mb「おい、今日は幹部様が来てるぜ。...シャオロン様とコネシマ様だ。」

少し店内がざわつく。


え、シャオロン様まで聴きに来て下さっている...？

これは挨拶をしないと。

スケッチブックに挨拶を書き、二人の元へ。

コネシマ様とシャオロン様はこちらに気づき、手を振ってくれた。

『こんばんは。シャオロン様、初めまして。コネシマ様、来てくれてありがとうございます。』

kn「おう！三日ぶりやな！」

sha「ハジメマシテ。Aくんやったよな？俺君の演奏会初めて聞くねん。よろしくな。」

『こちらこそ、よろしくお願いします。』

mb「おーいA！そろそろ時間だ。始めてもらってもいいかい？」

マスターに呼ばれる。

『では、また後で。どうぞごゆっくりお過ごしください。』

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