家政婦のWESTは突然に〔虹〕

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桐「あ、もう20時過ぎてるやん。シゲ、そろそろ」

重「ええ、もうそんな時間？はーやっ」








家政婦の業務は、朝の9時から夜の8時まで。




つまり、2人とはバイバイの時間。








桐「もーっ！そんな悲しい顔せんといて？」

「だって......」

桐「俺はまた明日来るし、シゲも来てくれるから、な？」

重「Aっ、泣くなぁ！」








たかが家政婦だよ？しかも、家政婦らしいことなんて結局ほぼしてもらってないし、楽しく遊んだだけ。




だからなのかな。こんなに寂しくなるなんて聞いてないじゃん。








「......ありがとう。楽しかった、です」

桐「こちらこそ、ありがとう。ちゃんと温かくして寝るんやで？」

重「おやすみっ、A」

「うん、おやすみなさい」








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2人が帰った部屋は、びっくりするぐらい静か。








母親が出かけて、いきなり家政婦の2人が来て、全部全部今日1日に起きたことなのに随分前のことみたい。








「もしもし、お母さん？」

〔 A、家政婦の人どうだった？上手くやれてる？〕

「うん、まぁね。なんか楽しかった」

〔 そう？なら良かったわ。いい子にしててね！〕








母親と軽く電話をしたあと、歯を磨いてベッドに潜り込む。








明日は照史さんの他にどんな人が来るんだろう。




また楽しい人だったらいいな。








なんて、ちょっぴりワクワクしながら眠りについた。








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2日目【橙×黄】→←...... 5

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