家政婦のWESTは突然に〔虹〕

2日目【橙×黄】 ページ9

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♪ピンポーン








朝9時。相変わらず早いインターホンで目が覚める。




そうだ、家政婦の人来るじゃん！最悪、着替えてないし髪ボサボサなんだけど......！








昨日あんなに楽しんだから疲れちゃって、目覚ましもかけずに寝ちゃったのよ。




そもそも、夏休みって昼まで寝るもんでしょ？笑








「はぁい、」

桐「Aちゃん、おはよう！照史ですー！」

「あの、着替えるんで、ちょっと待ってもらってもいいですか？」








急いで顔洗って、歯磨いて、いつもは部屋着で過ごすのにちゃんと着替えてみたりして、玄関に向かった。








「おはようございます....... すみません、」

桐「ええよええよ、寝てた？ごめんなぁ、起こして」

「いえ、大丈夫です。どうぞ？」








今日来ていたのは、昨日の照史さんと新しい人。




背が高くて、大毅くんよりは年上に見える。ニコニコしてて、優しそうな人。








桐「今日もよろしくね！あとー、昨日言うてた通り、今日はこいつと一緒なんで！」

男「こんにちは、中間と言います」

「よろしくお願いします......！」

桐「名前は淳太って言うねんけど、"唇"って呼んだって？」

「えっ、くちびる？」

中「おいっ！お前なに教えとんねん！」








確かに、言われてみれば特徴的なくちびる。笑







中「いや、普通に、淳太って呼んでくださいね？笑」

「はい、分かりました、淳太さん。笑」

桐「ほら、口元見て笑てもうてるやん。笑」

中「お前のせいやろが」








どんな人が来るんだろうって心配してたけど、今日も今日で楽しそうな予感。笑








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