隣の家の笠松君【黒バス】

２３**貴方Side** ページ24

A「・・・ユキ、来ないな・・・。」



ただいまの時刻、午後４時。



いつものコートに来たけど、一行にユキの姿が見えない。

いつもユキのボールを使って練習してたので、ボクはただ座り込んでいた。

時間が経つにつれて、持ってきた水筒のスポドリが減っていく。

帽子かぶってきて正解だ。

まだ、夏の残暑が残っている。




A「・・・でも、ボクらの夏は終わちゃったのかな・・・。」





ユキ、ボクのこと嫌いになちゃったのかな・・・。

ボクが、



男の子じゃないから・・・。




ユキは女の子が嫌いなのかな・・・。

結子ちゃんが言ってたな。

ユキは女の子とは喋らないって。

それって、ボクといるのが嫌だったのかな・・・。

ボクに"ユキ"って呼ばれるのが嫌なのかな・・・。





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A「何考えてるんだ、ボク!!」



お母さんが言ってたじゃないかっ!!

決めつけたらダメだ、って。

そういうのは、本人の口から聞いて判断しなさいって!!

あやふやなまま憶測なんてしたらいけないって!!



実際ボクはユキから何も聞いてないじゃないか!!

ならいつも通りに接しよう!!





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でも、





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もしユキがそうなんだったら・・・





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離れよう。









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もう嫌われたくないから・・・。

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Lucky　Song

NEVER LOOK BACK　笠松幸男(cv：保志総一朗)

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