【stpr】マフィン焼いたら家燃えた 2

マフィン56 ページ11

貴女サイド


『たーいまー』

こ「お帰り、ただいまー」

病院から帰ってきた私たちは迷うことなくたぴちゃんをもふる

こ「もーさー、たぴちゃんだけだよー？僕の癒しとなりうる子はさぁ」

ぽふぽふとたぴちゃんのお腹を撫でながら言うころん

それを聞いてたぴちゃんに癒しと言う分野において勝てるとは思わないがちょっと対抗心が湧く

『私は？』

こ「へ？」

『私は癒しになれる？』

だからころんの服の裾を引っ張り、少し頬を膨らませてそう問いかけた

ころんはちょっと待って、と言って考え込む

別に癒しとまでいかなくてもいい。あわよくば癒しでありたかったりするけど、居候認識じゃなければそれでいい

けど、欲を言うならちょっとでも、意識してくれてたら嬉しい、なんちゃって

私がひそかに顔を赤くしているところんの中で結論が出たらしく、顔を上げる

こ「Aはね、いつも目離したら何するかわかんないし、滅茶苦茶なことばっかする」

ぐさぐさぁっ

私のメンタルにころんの言葉が突き刺さる

確かにやらかしてばっかだけどそんだけですか

私はころんにとってヤバいことしかしない滅茶苦茶野郎ですか・・・！

あー、そうですか！別にいいですしおすし！

滅茶苦茶野郎は陰でひっそりと片思いしときますよ！ばーか、ばーか！

ふいっ、とそっぽを向こうとした時、

こ「けどね、優しいし、その、可愛いとこもあるから癒し・・・なんじゃない？」

私から赤くなった顔をそむけてころんが言った

『！そかそか』

・・・ふぅ

誰かAED持ってきてくれる？？

予想外の返答に私も顔を赤くした





ーーー
はよくっつかんかい
皆さんもそう思ってたら・・・運命ですねっ((

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