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「英ー!帰ろ!」
片付けを終わらせ、英に声をかける。
「うん。あ、金田一も一緒でいいでしょ?」
「もちろん!私も久しぶりに話したいしね」
これはホントの事だけど、もう1つ理由がある。
それは、情報収集。
英は結構毒舌だし、白場先輩みたいな人は好きじゃないから、どうしてもマイナスな事しか教えてくれない。
だから、
「A、久しぶりだな!」
「うん。元気だった?」
「おう」
そんな話をしつつ、どうやって本題に持っていくかを考える。
勇は素直だから、多少こっちが不自然な事をしても、信じてくれるだろう。
でもやっぱり、自然にいくに越したことはない。
「そういえば、Aは
いきなり本題に近い話来たー!
英、ナイス。
「うん。・・・でも、部員の人がどういうか・・・」
「?どういう意味だ?」
「ホラ、徹先輩がいるから、部員目的のミーハーとか多いでしょ?だから、私もそうじゃないかって疑ってる人がいるみたいで・・・」
ここで、すこし俯く。
眉根を寄せて、少し悲しそうな顔をした。
それを見た勇は、すっかり同情したような顔に。
「ああ、そういうことか・・・。でもまあ、Aがしっかりと仕事をやってれば、皆信じてくれるだろ!」
「そう、だよね。よし、私、頑張ってみる!・・・あ、でも・・・」
「今度はどうした?」
「や、白場先輩と上手くやっていけるかな〜って、不安で」
「大丈夫だろ。白場先輩、いい人だし」
「そうなの?良かった、ちょっと安心」
情報ゲット。
あの人、良いマネを演じてるのか〜。
演技力は低そうだったけど、意外とやるんだな〜。
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ゆず(プロフ) - 霧雨さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年1月7日 14時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨 - 作品読みました!面白いですね!更新待ってます! (2019年1月7日 13時) (レス) id: ad5e0a46a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ゆずさん» 本当だ!名前同じですね!そして、ありがとうござます。私も文才にはさほど自信は無いのですが、憧れの作者様の作品を見つつ、参考にして書いています。 (2018年12月27日 10時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 凄く面白いです!私、あまり文才とかに自信がないのでこういうの書けるのすごいと思います!あと、名前が同じでびっくりしました。 (2018年12月26日 21時) (レス) id: ecd0ea593d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - Notsuaさん» ありがとうございます!「私もこんな親友欲しい!」って思いながら書いてます。 (2018年7月4日 18時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2018年1月30日 18時