一緒に ページ5
貴方視点
パチッ、と目が覚めた。気付けば窓から太陽の光が降り注いでいて、お昼だということが分かる。
「・・・あのまま、誰も起こしてくれなかったのか」
まぁ、カルムもいないし当たり前かな。と思いつつベッドから出る。久しぶりにこんなに寝たよ・・・。
「ん〜っ・・・そろそろ歩き始めないと・・・次の街にたどり着く前に暗くなっちゃう」
机の上のボールを手に取ると、一つのボールがカタカタと揺れた。
「？どうしたの？」
そのボールを放り投げると、テールナーが出てきた。
「テールナー？」
テ『私も歩く。歩きたい気分なのよ』
「別にいいけど・・・いいの？疲れるよ？」
テ『主人が体験する疲れを、私も体験してみたいの。私はAのパートナーだから、どんなことでも共感してみたいのよ』
「・・・そっか。有難う」
そっとなでると、嬉しそうに笑う。なんだか、お姉ちゃんみたい。
「じゃあ行こうか」
テ『えぇ』
私が歩くと、テールナーもてとてと歩く。さっきまでは四本の足で歩いていたのに、今では二足歩行。その姿さえも可愛い。私のちょっと後ろを歩くところとか。
「ねぇ、なんで隣に来ないの？」
テ『あら、ポケモンは主人の後ろを歩いたほうがいいんじゃないの？』
「私そういうの気にしないからいいよ？隣に来て話しながら歩こうよ。そっちのほうが楽しい！」
テ『そうね・・・じゃあ、そうさせてもらうわ』
「うん！」
テールナーと並んで歩き、色々話す。・・・テールナーは、もしかしたら私よりも物知りかもしれない。
「ねぇ、テールナーってどうしてそんなに物知りなの？」
テ『まだ博士のところに入る時、いろんな本を眺めていたの』
「・・・すごいね」
テ『暇だったのよ。ねぇ、今更だけど、どうして私を選んでくれたの？あの時、私のほかにハリマロンやケロマツがいたわよね？」
「うん・・・その中で、あなたが一番私と気が合いそうだったの。一緒に旅をしたい、強くなりたい。そんな目をしてたから」
テ『ちゃんと分かっててくれたのね。有難う』
「うん！テールナーと私、そのころから気持ちが通じ合ってたのかもね」
ふふっと笑う。テールナーも、それに釣られたように微笑んだ。
テ『そうね。きっと』
「えへ・・・テールナーって、お姉ちゃんみたい」
テ『実際は、貴方が私の主人なのよ？』
「そうなんだけど・・・なんかね、一緒に居ると安心するの」
またふふっと笑いあう。・・・いつの間にか、さっきの橋だ。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ゆうき - 些細なことですが…(風邪のせい)で、無自覚が、夢自覚になってますよ。 (2014年4月19日 22時) (
レス) id: d108e2a769 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ - うわぁ・・・殿堂入りおめでとうございます！！憧れのmikuさんのことなので、すっごく嬉しいです！ (2014年3月31日 11時) (レス) id: 92887d1ae2 (このIDを非表示/違反報告)
かずっち - また荒らしなんかに会わないようにしてください。あと、↓の人と同じく、画像が見えません。もう目からハイドロカノン出そうなきもちです。 (2014年3月20日 17時) (レス) id: a77355e607 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - 画像見えません〜 見せて下さい。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2014年3月1日 22時) (レス) id: 810aef757d (このIDを非表示/違反報告)
ユメノ - ( ・ε・)(σωσ) (2013年12月3日 21時) (レス) id: 6afc82fcfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miku
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reddonau/
作成日時：2013年11月1日 21時
