マリル争奪戦 ページ31
カルム視点
お隣さんから全部回るって言ったのに、お隣さんはルカリオに夢中だ。これじゃあ全部回れないな・・・。そう思っていた矢先、お隣さんのボールからテールナーが出てきた。
「！テールナー？！」
テ『A、貴方ねぇ・・・ルカリオに夢中になるのもいいけれど、手を繋いでいるカルムは？』
「・・・あっ！？ごめんね、カルム・・・」
カ「・・・お隣さんが全部回るって言ったんだろ？さっさと行くよ」
「うん！じゃあね、ルカリオ。また今度ね〜！テールナー、行くよ！」
ルカリオに手をひらひら振って、俺に引っ張られるがままのお隣さん。やっぱりこういうところからも、俺は異性に見られてないのか。
「ねぇ、カルム！」
カ「何？」
「あのね、あっちでバトルトーナメントやってるらしいの！勝ち残ったらマリル貰えるんだって！・・・私、やってみたいなぁ」
カ「あぁ、やりたいならいいよ？俺、見てるよ？」
「うん！ありがと！・・・ちゃんと、私のバトル見ててよ？」
カ「うん」
そんなの、言われなくたって見るよ。そう付け加えると、照れたように笑った。
「じゃあ・・・行ってくるよ」
カ「まぁ頑張れ」
「うん！」
いそいそとバトルステージに上がっていくお隣さん。・・・相手は・・・短パン少年か。
短パン少年「いけ！ビビヨン！」
「いってらっしゃい！テールナー！」
彼女の横からテールナーがバトルステージに立つ。相性的にもいいし、何よりあのテールナーは強い。これはお隣さんの勝ちだ。
短パン少年「毒の粉！」
「火の粉で全部燃やしちゃえ！」
・・・それにしても、お隣さんの指示ってよく咄嗟に出るな・・・。それに合わせるテールナーもすごいけど、攻撃しながら技を回避するなんて・・・お隣さん、十分強いじゃないか。
「とどめの、ニトロチャージ！」
お隣さんのニトロチャージがビビヨンに当たった途端、会場は歓声に包まれる。・・・お隣さんの勝利だ。
「やった！！」
短パン少年「う、嘘だろぉ〜！？」
テールナーとハイタッチをしてから、ハッと気付いたように会場を見渡す。・・・俺を探してるのか？
カ「・・・わざわざ探さなくてもいいのに」
そうつぶやきながらも、ボールからケロマツを出す。(この時ゲコガシラだったらごめんなさい)それで気付いたのか、お隣さんがこっちを見て微笑んだ。
俺も慌てて微笑み返すと、お隣さんは嬉しそうに、小さく手を振って、次のバトルの準備をし始めた。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ゆうき - 些細なことですが…(風邪のせい)で、無自覚が、夢自覚になってますよ。 (2014年4月19日 22時) (
レス) id: d108e2a769 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ - うわぁ・・・殿堂入りおめでとうございます！！憧れのmikuさんのことなので、すっごく嬉しいです！ (2014年3月31日 11時) (レス) id: 92887d1ae2 (このIDを非表示/違反報告)
かずっち - また荒らしなんかに会わないようにしてください。あと、↓の人と同じく、画像が見えません。もう目からハイドロカノン出そうなきもちです。 (2014年3月20日 17時) (レス) id: a77355e607 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - 画像見えません〜 見せて下さい。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2014年3月1日 22時) (レス) id: 810aef757d (このIDを非表示/違反報告)
ユメノ - ( ・ε・)(σωσ) (2013年12月3日 21時) (レス) id: 6afc82fcfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miku
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reddonau/
作成日時：2013年11月1日 21時
