【文スト】文スト短編集ですが何か？【短編集】

夏様リク・乱歩さんにＤキスされた ページ36

「葵。ポッキーゲェムって知ってる？」

乱歩さんがポッキーをペン回しの要領でクルクル回しながらやって来ました。

「やらない？やったらデザァト奢ってあげるよ」

いかにも胡散臭い噺ですが、金欠の貴女は『奢る』と云う言葉に釣られます。

「…分かりました」

ふふん、と乱歩さんは目を更に糸にして楽しそうです。

「じゃぁ、此のポッキーくわえて」

乱歩さんは一切迷い無くｻｸｻｸｻｸｻｸ(ry食べ進め、

「ん……」

軽く接吻をしました。

「ら、乱歩さん!?」

「んー、美味しい」

とポッキーを飲み込んだ後、顔を真っ赤にして仕事を再開させようとした貴女を自分の方へ向かせます。

「でもね、僕は此方の方が美味しいと思うんだ？」

と、探偵社の皆が居る前で堂々と接吻をします。

「お熱いねぇ！」←太宰さん

「「う、あぁぁぁ!!」」←東西ヘタレ

「格好いいですっ！」←賢治くん

「……………〜〜〜!!!!」←国木田くん

「きゃーーっ！」←ナオミちゃん

「妾は帰るとしようかねェ」←与謝野さん

皆がぎゃあぎゃあと騒ぎ立てる中、乱歩さんが唇を離します。

「はぁ……次に駄菓子が切れたらまた葵とポッキーゲェムしよっと！」

結論:乱歩さんの駄菓子は切れなくなった

乱歩「…もっとハイスピードで食べなきゃ」

谷崎「何を目指してるンですか!?」

夏様リク・社長にＤキスされた→←敦「注意！必読ですよ！」

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