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冴島「あなたの記事読ませてもらったわ

とっても面白い記事ね

良かったら今から一緒に取材に行かない?」


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緊張から

コーヒーの味はいまいちわからなくて

出来る女のデスクを

これまたきょろきょろ見ていた私に

そんなありがたい言葉が舞い降りた


.


博美「え!?今からですか!?
私が...ですか!?」


冴島「だめ?もう会社辞めちゃったんだしいいじゃない

そんなに難しく考えないで
ね?」


.


冴島さんも先輩同様

茶目っ気たっぷりではあるが

何か企んでいそうな

ワクワクした表情で尋ねてきた


.


私にとってこれはチャンスだ

自分の未来になるかどうかは

この一瞬次第


.


博美「差し支えないのであれば
ぜひご一緒させていただきたいです」


.


冴島「じゃあ決まり!!」


.


やったー!!とでもいうような笑顔は

綺麗な女性というより

可愛い女の子のような顔


そんな表情に

こちらもつられて笑顔になった

.

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作者名:橘花恋 | 作成日時:2012年9月4日 2時

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