オアソビ人狼ゲーム。【暗殺教室×ハイキュー】

ジュウサン ページ15

「っ…旭ッ…！！」


「旭さんッ……なんでっ…なんで…！！」


「磯貝君ッ…！！」


「磯っ…貝………！！」


みんなの啜り泣く声が大広間に響く。

…まあ烏野と椚ヶ丘の子だけだけど。


なんでみんな、

そんな平然してしていられるんだろう…？


同じ学校の人じゃないから？

関係ないから？


みんな…非情だ………


「相崎さん、

泣いている暇なんてないデショ。」


俯いている私の頭上から、

聞き慣れた声が聞こえる。


月島君だ。


何それ…

月島君は悲しくないのっ…？


と、苛立ちを覚えながら彼を見ると、

遠くを見ていた。


その目はメガネに隠れて見えなかったけど、


「さっさと人狼見つけて、

このクソみたいなゲーム終わらせるヨ。」


その言葉で、私は安心した。

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