【d!】軽く病むくらいが丁度いい。【合作】 (ページ2)

今日:11 hit、昨日:7 hit、合計:10,563 hit

▽ ページ2

ある日魔女様がご主人様に呼ばれて俺1人で塔にいた。普段は魔女様がいない時にしか見せてもらえない魔法薬の書が机の上に置きっぱなしだったので読んでいた。

「洗脳薬と魅了クリーム？」

たまたま見つけた魅惑の薬。それは俺が何度もあったらいいなと思っていた薬だった。

材料は意外にも簡単だったけど工程がかなり長かった。

そこで俺はある作戦を思いついた。

「洗脳薬をお嬢様の部屋に置いて魔女狩りに合わせればいいんや。そしてその薬をお嬢様に使っちゃえば思い通りにいくんやないか？」

思い立ったら吉日。俺は早速洗脳薬を作り始めた。魅了クリームは魔女様に使って少しずつ振り向いてもらうことも作戦に入れた。

洗脳薬の材料だけが少なくなっていることを気づかせないように定期的に自分で取りに行かんとな。

それと同時に洗脳薬の解除薬の時どんな副作用や症状もあるか考えへんと。俺が洗脳されてるように見せなきゃお嬢様に罪を着せれない。

俺の魔女様を奪ったことに対してのな。

「ただいまー、シャオいる？」

「おるでー、どうしたんや？」

「いやぁ、薬の本出しっぱなしにしちゃってたんだけど読んでないよね？」

「読んでへんよ？俺今から薬草と井戸水取りに行こうと準備してたんやし。」

「そっか、ならいいけど俺がいない時に魔法の薬の本読まないでよ？」

「分かってるって！じゃ、行ってくるわ！」

「行ってらっしゃい、最近魔獣が多いから気ーつけてよ。」

魔女様に行ってらっしゃいを言ってもらえた！今日ならあのハニーミツベアーを倒せる気もするわ！

そうなると早く作らんとなー。