すとぷり 6人の幼馴染み

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「では、今日はここまで」



「起立、礼」



終わりのチャイムが鳴って休み時間



廊下に出て階段を上り自分達の教室へ戻る。



「さっきの授業面白かったー！」



自分の席に座って2時間目の準備



「Aちゃんはどの教科に対しても面白かったって言ってるよね」



「うん、だって個性豊かな先生達ばかり居るし！」



「ほんとにそう思ってる〜？」



ころちゃんに笑われて馬鹿にされる



ほんとだもん



嘘とか言いたくないし



「でも、教科に対してプラス思考な部分、僕は尊敬します！」



キラキラな眼差しで私を見る、るぅとくん



君ならそう言ってくれると思ってたよ！



「う〜、るぅとくん天使...」



優しくるぅとくんの頭を撫でる。



ふわふわしてて気持ちいい



「Aさんは頭を撫でるの好きですよね」



「うん。撫でて癒されるんだよね」



るぅとくんを撫で続けていると莉犬くんやころちゃんが私の方を見てた。



「どうしたの、2人とも。私の顔になにか付いてる？」



「ううん、何も付いてないよ」



じゃあ、何でじっと見るんだろ？



首を傾げているところちゃんがわざとらしく言った。



「何でるぅとくんだけ撫でて僕達は撫でてくれないんですかね〜？」

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