35 ページ36
「そーだそ、ころん。いくら俺がかっこよくてAを独り占めしたいからってそれは良くないで?」
「ち、違うし!Aが少し苦しそうにしてるから離れろって意味だから!別に独り占めとか...考えてないし...」
さっきより頬を赤くして声を小さくして喋るころちゃん
私の心配をしてくれてるのかな
「ジェルくん、そろそろ体育祭始まるよ?ほら見て」
辺りを見回すとさっきより人が沢山
「ホンマや」
ジェルくんはしょうがないな〜なんて言いながら私から離れた
「じゃあまた後でね」
「おう」
彼に手を振って別れた後、莉犬くん達の方を向き反対の手で持っていたハチマキを差し出す
「渡すの遅れてごめんね、はい」
「ありがとう!」
「ありがとうございます」
莉犬くんとるぅとくんは笑顔でハチマキを受け取ってくれたけどころちゃんは受け取ろうとしなかった
「ころちゃん?ハチマキしないと怒られるよ?」
ころちゃんは私から目を逸らして合わせようとしない上に、黙り込んだまま
こうなったら
私は少し強引にころちゃんの両頬を両手で包み、此方に向かせた。
「今日は皆の為に頑張るんでしょ?私はその姿が見たいな?」
57人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご猫(プロフ) - えっ、えっ!!ギューとか可愛すぎかよって。………幼馴染欲しぃ(`・ω・´)そして恋愛をしたi(((殴 (2020年4月9日 20時) (レス) id: f9188b8247 (このIDを非表示/違反報告)
カルビ☆(プロフ) - るるな。さん» そ、そうかな?!wありがとう照 (2020年4月4日 18時) (レス) id: f8641c6edc (このIDを非表示/違反報告)
るるな。(プロフ) - ええやん。。。可愛ええなぁ・・・。 (2020年4月4日 18時) (レス) id: 9990b6f538 (このIDを非表示/違反報告)
カルビ☆(プロフ) - うん、!全然下手じゃないよ!? (2020年4月3日 21時) (レス) id: f8641c6edc (このIDを非表示/違反報告)
らの(プロフ) - カルビ☆さん» 私も全然下手くそだけど…私でよかったら聞いてね! (2020年4月3日 18時) (レス) id: ee23db9c55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カルビ☆ | 作成日時:2020年4月3日 6時