たっちょん、働きすぎにご用心ッ！

大倉サイド ページ48

萩「…嫌だ」


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大「は？」


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萩原さんはだだをこねる子供みたいやった。


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萩「そんなの嫌だ。大倉くんが見たい。」


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大「けど…」


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自分から言いだしといて何言ってんねん。


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萩「どんな役を聞いても、どんな脚本を読んでも、大倉くんならどうなるんだろうって考えちゃうんだ」


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顔を赤らめてる。


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萩「コミカルな大倉くんも、クールな大倉くんも、誰かに恋焦がれる大倉くんも、苦痛に耐える大倉くんも、ぜんぶ見たい。大倉くんの全てを知りたいんだ」


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もしかして…


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俺のことを1人のタレントとして見てない…？


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萩「大倉くんっ…もうこの気持ちは抑えられないよ…」


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じりじりと近づいてくる。


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大「あの…萩原さん…？」

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俺は、身の危険を感じた。

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