だいすき、でした。【ブルーロック】 (ページ2)

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何事も無かったかのように日々は過ぎていく。変わったことといえば青の監獄(ブルーロック)のプロジェクトのマネージャーに誘われたことくらい。

ひょんなことからアンリさんと知り合いになりマネージャーに誘われたのだ。未練タラタラな私は彼にまた会えるかもしれない、そんな下心でこのプロジェクトに参加した。

「やっほーAちゃん。元気？」
『蜂楽くん、おはよう、元気だよ』
「おはよ白花さん」
『潔くんもおはよ、2人揃ってどうしたの？っていつものことか』
「まあ俺たち仲良いもん！」

割とみんな話しかけてくれるけど、この2人は特によく話しかけてくれる。本当に仲良いんだなって常々感じるよ、まあ奪い合い(ライバルリーバトル)の時は割と大変だったみたいだけど。

「 u20代表との試合があるからちゃんと詰めておきたいんだ」
「そーそー、俺たちぶっ壊す予定なの」
『ぶっ壊すってちょっと物騒だけど…じゃあタブレットとってくるから待っててね』

ここにいる彼の存在も知っていたし、ドリンクを渡したり、他の選手とは同じようにしてるけど距離を置かれているように感じる。そりゃ、彼からしたら私がどうしてここにいるんだろうとか聞きたいこともあるだろうけど話す機会もタイミングも無いんだ。

だけどほかの人が話しかけてきてくれるだけで彼への気持ちも薄れる…気がする、