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プロローグ ページ1
You side
朝、太陽の光で目が覚める。
眩しいな、と思いながらゆっくりと目を開けていく。
左腕に感じる人の温もり。
振り向くと私の知らない男の人が眠っていた。
それに驚きつつ自分が一切服を着ていないことにまた驚いた。
周りを見渡しながらバスタオルを探す。幸い彼の頭の上に置いてあったのでそれを使うことにした。
よく見れば、自分の部屋ではないと知る。自分の知らない部屋で自分の知らない人と裸で寝ている。
昨日の記憶が全くない。どこに行って…?
彼がもぞもぞと動く。
私と目が合う。
「あ、おはよ。A」
なんでこの人私の名前を…!?
「昨日は楽しかったね。ありがとう。」
なんのことか全くわからず困惑していると彼から私の服らしきものが渡される。
「また、会えるといいね。」
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作者名：綺音 | 作成日時：2020年8月7日 17時
